【ホッと一息】gucchi 珈琲 野口嘉昌さん
2019年02月14日
佐賀経済新聞 編集部 at 08:02 | 【SAGAN COFFEE FESTA】ホッと一息ストーリー
【SAGAN COFFEE FESTA & 佐賀経済新聞 コラボ企画「みんなのホッと一息ストーリー」 vol.52】
gucchi 珈琲
野口嘉昌さん
きっかけは「SAGAN COFFEE FESTAにぴったりのお店を紹介してもらえませんか?」と、あるコーヒー器具販売の方に伺ったことでした。
「それなら…」と教えていただいたお店はJR久留米駅から徒歩5分。どこか懐かしい感じのするブルーの扉を開けると、白いタイルに青いコーヒーの実をモチーフに描かれた爽やかな壁に目を奪われ、奥のカウンターには、帽子がとってもお似合いのマスターとお客さまが会話とコーヒーを楽しまれているご様子に、初めてのお店に一歩はいる時の緊張はほどけて、思わず笑顔になっている自分がいました。
「SAGAN COFFEE FESTA 2019」に初めてご参加いただく「gucchi 珈琲」の野口嘉昌さんにお話をうかがいました。
野口さんはお店をオープンされてまだ1年ほどだそうで、自分はまだまだ新参者だから…と謙虚なマスター。それでも、挽いた豆をさらに一手間加えて味を丁寧に調整されている方に、私は初めて会いました。その一手間は、ぜひお店で野口さんに聞いてみてくださいね♪
お客さんの好みを聞いてから淹れてくださる珈琲、私は酸味があって爽やかな珈琲が好み。
この日は私の夫も一緒で、夫はしっかり深めの珈琲が好み、対照的な好みをちゃんと聞き入れてくださって、それぞれに淹れていただいた珈琲は、私たちの好みの味にマスターのお人柄が加わった、酸味があるけどまろやか、深みがあるけど優しい、そんな珈琲でした。
「gucchi 珈琲」のマスター、野口さんのホッと一息は…
「新しい人との であい!!」
野口さんはお店を開ける傍、定期的に老人福祉施設でコーヒーを淹れるボランティアをされています。施設にいらっしゃる方は初めて会う方々ばかりだけど、野口さんが淹れた珈琲を飲んでもらって「おいしいね」からはじまる会話、出会い、それが野口さんにとっては一番のホッとする瞬間だそうです。
コーヒーを飲む時間や場所、いろんな形があって、そのTPOに合わせていろんなお店やいろんなコーヒーの淹れ方や味があって然り、それが楽しいし面白いですよね。そんな話でお店で盛り上がり、ついつい長居してしまいました。
「gucchi 珈琲」にいらっしゃるお客さんの様子を伺っていると、おいしいコーヒーもそこにあるけど、そこに来たお客さん同士がなかよくなったり、家族や友達には話せないようなことも、マスターに聞いてもらったり、決して否定することはなく大きく受け止めてくださっている野口さんのお人柄に、野口さんのおっしゃる「新しい人とのであい」も「ホッとする」んだなぁと実感しました。
■ gucchi 珈琲(Facebookページ)
【SAGAN COFFEE FESTA 2019】
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Written by Masayo.
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