【ホッと一息】NPO法人日本IDDMネットワーク 大村詠一さん
2018年08月15日
佐賀経済新聞 編集部 at 11:41 | 【SAGAN COFFEE FESTA】ホッと一息ストーリー
【SAGAN COFFEE FESTA & 佐賀経済新聞 コラボ企画「みんなのホッと一息ストーリー」 vol.47】
NPO法人日本IDDMネットワーク
大村詠一さん
1型糖尿病(以前は小児期に発症することが多いため小児糖尿病とも呼ばれていました)をご存じですか?
先天的なものでもなく生活習慣が原因でもなく発症する糖尿病で、糖尿病患者の9割以上を占め一般的に糖尿病と認知されている2型糖尿病とは違い、膵臓移植や膵島移植を受けるか、生涯にわたってインスリン自己注射などで補充をしていかなくてはならない病気です。
大村さんもその1型糖尿病患者でありながら困難を乗り越え、エアロビック日本代表、そしてチャンピオンとなられました。現在は後進の指導の傍ら、日本IDDMネットワークにて『2025年に1型糖尿病を「治る」病気へ』を目標に、患者さんの相談や支援、また根治のための研究助成、関連企業や行政への働きかけなど、様々な活動を展開されています。
エアロビックトップアスリートのキラキラの笑顔の大村さんですが、活動されている日本IDDMネットワークの事務局が、ポコアボッコのご近所!SAGAN COFFEE FESTAにもご参加ご協力いただけるとのことで、ちょっと立ち寄ってくださいました。そこでホッと一息すかさずインタビュー!
「出会った方の『笑顔』が見れたとき」
同じ病を持つ患者さんやそのご家族にたくさんお会いになっている中で、不安や困難を共感されている中、ご自身の経験や活動を通して、出会った方が笑顔になられた時が一番ホッとされるそうです。そして大村さんは2児のパパ、「ちょっと子どもに怒ったり叱ったりして、子どもが泣いた後、笑顔が見れた時も、ホッとして嬉しいですよね」と仰ったのですが、「えー!大村さん、そんなキラキラ笑顔で、優しそうなパパなのに、怒るんですか?意外ー!」と言ったら、「僕だってそりゃ子どもが言うこと聞かなかったら怒りますよー」と照れながら答えてくださいました。
ある時は1型糖尿病の患者さんの為、またある時はエアロビックの指導者として、日本中をかけ走る大村さん、お会いした日はシャツにネクタイ姿でしたが、お話を伺いながら、私も含め出会った方が皆、大村さんのエアロビックで躍動する姿を思いうかべ、元気パワーを感じそして笑顔になってしまんだな、と感じました。
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Written by Masayo.
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