【ホッと一息】有田焼 石膏型職人 岩永 和久さん
2017年03月15日
佐賀経済新聞 編集部 at 08:17 | 【SAGAN COFFEE FESTA】ホッと一息ストーリー
【SAGAN COFFEE FESTA & 佐賀経済新聞 創刊1周年 コラボ企画「みんなのホッと一息ストーリー」 vol.24】
有田焼 石膏型職人
岩永 和久さん
佐賀県民の誇り、有田焼。有田町にある親和伯父山窯の石膏型職人の岩永和久さんは、今や職人さんの高齢化や後継者不足が深刻化している中、若手のホープとして活躍されています。
東京の有名店iki ESPRESSO TOKYOのカップ、Nem Coffee&Espressoのプレートなどを手掛けるだけでなく、シドニー発のチャイブランド・プラナチャイとコラボなど、コーヒー業界ではテーブルウェアのスペシャリストとして知られている岩永さん。また、有田国際陶磁器展では2016年に有田焼創業400年記念佐賀県知事特別賞を受賞されました。形や大きさは、使う人のことを思って用途に応じて計算しつくされていて、岩永さんのこだわりと思いやりを感じずにはいられません。
SAGAN COFFEE FESTA2017にも、普段は個人の作品を販売されることは滅多にないにもかかわらず、快くご出店いただきました。そんな岩永さんのホッと一息は・・・
「ものづくり」
THE職人!!! その一言に尽きますね。岩永さん曰く、「これからもコーヒーと焼き物をいい形で発信していきたいですし、何より人と人との繋がりを大事にもの作りに励みたいんですよね!使う人を思い、イメージしながら、もの作りに取り組むことは僕の中ではホッとする時間なんですよ~。」
佐賀県のふるさと納税でNPO応援制度では、ポコアボッコからの返礼品として、岩永さんにプレートをご提供いただきました。四角いプレートはめずらしく、大きさはもちろん、縁の幅や高台の部分まで、使う人のことを思って作られています。また岩永さんんが使う釉薬の色に一目ぼれしたデザイナーさんとスタッフ。INAHO、SORA、GATAの3色に郷土愛とホッと一息の想いを重ねてもらいました。
有田焼といえば高級な特別気分になりますが、岩永さんの想い溢れるテーブルウェアを普段から使えることが、幸せだなぁと感じる今日この頃。岩永さんの職人スピリットはこれからも益々膨らんで、ご活躍がたのしみです。
【SAGAN COFFEE FESTA 2017】
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